イスラボニータ、スピルバーグ、有力馬2頭が8枠にはいったことで、難解レースになってしまった。女傑ショウナンパンドラまでもが、7枠15番と限りになく外寄り。
東京2000mはスタート直後が難所。過去のレースが示す通り、外枠有力馬には柔軟な対応が必要。3頭まとめて捨てたいところだが、オールカマーで外差しを簡単に決めたショウナンパンドラは、別の馬に化けている可能性がある。
宝塚記念でも人気薄ながら3着、同レースの布石臭がどうも濃い。前走は相手がガラクタばかりなので強弱の判定は難しいが、底を見せていない以上握らざるを得ない。
毎日王冠で出遅れたアンビシャス。皐月賞で出遅れたサトノクラウン。出遅れ3歳コンビが怖いのではないか。後者はダービー3着後に軽故障して鉄砲で天皇賞へ。
通常ならこの時点で消しだが、菊花賞2着のリアルスティールをダービーで完封。無事ならば相当な力を持っているはず。この3歳でワンツーがあるかもしれない。
しかし、明確に逃げたい馬が多くいない点でペースが落ち着いてしまうと、毎日王冠のようにエイシンヒカリが後続を引き付けて楽勝してしまうかもしれない。
武豊が勝算なく逃亡するとは考え難いので、流れてもミドルまでか。どちらにせよラブリーデイの露出は避けられないと考えるのが妥当か。間違えてもカレンミロティック、押し出されるであろうクラレントの前残りは見たくない光景。
他にも不気味な馬はいる。札幌記念→天皇賞のローテで、痛い目にあったファンは少なくないはずだ。昨今のスピード競馬が感覚を狂わせている。
古事記に書かれているかのごとく、日本競馬最古の黄金ローテと軽視して、前にいく宣言ディサイファのまさかの強襲で断末魔。無い話しではない。ラストインパクトも今年の面子なら十分出番はある。
特注はヴァンセンヌ。毎日王冠は掛かった横山の騎乗ミス。安田記念クビ差2着馬の走りではなかった。アグネスデジタルがテイエムオペラオーを差し切るのが競馬。天皇賞に出馬してきたなら警戒。
◎ショウナンパンドラ15
◯アンビシャス2
▲サトノクラウン3
注ヴァンセンヌ13
注ディサイファ1
1-3
2-3
2-13
2-15
3-15
結果
1着ラブリーデイ8
2着ステファノス14
3着イスラボニータ16
反省会
このペースは想定内。
ラブリーデイの本格化を疑ったのが敗因。
捕まりやすい東京で後方からの強襲を凌ぐのだから、
圧勝といえるのではないだろうか。